灯台下暗し

金具を使わないブレスレットを作りたくて、半年以上前からレース編みの一種の技法を習得しようと本を探すなどゴソゴソしていました。でも探し方が悪いのかその技法がマイナーなのか、とにかく見つからない。「そういえばあの人のってそれっぽいかも」とあーとぼっくすで知り合った作家さんの作品を見ても何だか違う。諦めかけた頃にその作家さんと話す機会があって「○○って知ってる?」と聞いてみると、「あ、それ、私のやで。」とアッサリとした返事・・・。「え?でも私が探してるのはこんなので・・・」と身振りで説明すると、その作家さんは自分の作品を手にとって「それはココを作る時の基本の編み方やねん」と説明してくれました。そう言われれば探していた間に見た本も、こんな感じだった気がしてきて・・・。彼女の作品はいつも素晴らしく「ほほーっ」と感心して見ていたのですが、編み方が基本をアレンジしたもので素人の私には全く違う物に見えてしまっていたのです。あぁなんて身近な所にいたんでしょう。いつも世間話や情報交換をしていたのに全く気が付かないなんて、灯台下暗しとはこのことです。これも何かの縁?渡りに舟?彼女の優しい言葉に甘えて1日マンツーマンレッスンを受けました。私の知りたいところは基本中の基本。丁寧に教えてもらったにもかかわらず、作品に取り入れて販売できる仕上がりにはほど遠くしばらく練習が必要です。汗をかく季節までに新作として出せるように特訓予定。(年末年始の予定は決まったかも。)

関連ブログ