7月の誕生石

7月の誕生石を大阪市堀江のchancesと、大阪市空堀のあーとぼっくすに納品しました。

7月はルビー。ルビーはエメラルド、サファイアとならんで三大貴石の一つです。以前にも少し触れましたが、ルビーとサファイアは鉱物学的には同じコランダムという石なんです。コランダムには様々な色があり、赤い物だけをルビーと呼びます。それ以外はサファイアなのですが、一般的に単に「サファイア」と呼ぶときはブルーの物をいいますね。それ以外はピンクサファイアとか、イエローサファイアなどと色名を付けるのが一般的だと思います。さて、ここまで読んで「?」と思われた方もいらっしゃると思います。「じゃあ、ピンクサファイアとルビーの境界線は?」そう、ピンクが濃くなれば赤ですし、赤が薄くなればピンクです。私なりに色々調べましたが、世界的な絶対的基準があるわけでは無いようです。ブランドやジュエリーショップ、地域によって微妙な差はあるようです。とは言え、いかにもピンクな物をルビーと言ったり、真っ赤な物をピンクサファイアと言ったりしているわけではなく、プロの目で見て境界線の微妙な色の判断が地域や団体によって少し違う程度のようです。
自然が作り出した色ですし、人が線引きをするのは難しいのかなぁと思います。お店で迷われた時は名前が何かということよりも、目の前の石が好きかどうかで決めることが大切ですね。
さて、ここまで書いてなんですが、私は石については独学なのであくまでも素人の個人的な見解という事でご了承くださいね。

今回7月の誕生石の為に、1本の糸にピンクサファイアからルビーへのグラデーションで通ったものを購入しました。石屋さんで「ここまではルビーです」「この辺は微妙です」「ここからはピンクサファイアです」と教えていただきました。この「ここまではルビーです」だけを今回は使用しています。誕生石シリーズなので「ルビー」だけの方が良いかなと思いましたので・・・。数を使いすぎたのでちょっぴりお高めです。ごめんなさい。

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