オブシディアンと淡水パールの耳飾り

かっこよさと、かわいらしさを共存させたくて試行錯誤しました。

重心の低い変形の菱形はオブシディアン。黒曜石とも呼ばれ、鏃やナイフとして使われた時代もあるガラス質の石です。この形もちょっと鏃っぽいですよね(笑)
オニキスと間違われやすい黒ですが、角度によって緑色や紫色がフワッと見える「レインボーオブシディアン」です。

小さな粒は淡水パール。卸屋さんでは色処理はなんでもまとめて「染め」と呼びますが、染めにも色々な種類があり、こちらは銀塩処理と呼ばれるもの。レーザーで焼くような処理とのことですが、説明を聞いてもいまひとつピンと来ないので、工程について詳しくはご説明できません…すみません…。
染料などで色を入れるのとは異なり、色落ちや色あせ、色移りの心配が無いのが特徴なので、私はお気に入りの処理です。この処理は手間が掛かるとのことで業者さんがやりたがらないのだそう。そう言えば最近めっきり卸屋さんでは見かけなくなりました。あってもオールドストックばかり。もう新作は出回らないのかもなぁ…と仕入れでは素敵な出会いを諦め気味の素材です。
今回使用したものは私の自家製オールドストックで10年もの?いや15年?
パールの元の色や成分の違いで、一粒ずつ色味が異なります。茶系、紫系、ブルー系…表情があって面白い素材です。


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